【グランピング企画】第6話:グランピングプロデュース 素人に徹する瞬間
2019.06.11
■ドキドキする瞬間グランピングプロデュース(正確には開発プロデュース)のお仕事は、事業主様との面会からスタートしてグランピング施設の開業・運営まで沢山のプロセスと作業工程があります。その沢山のプロセスと作業工程の中で、私は「唯一」・・・ドキドキする瞬間があります。【現地ロケハン】・・・いわゆる開発予定地を初めて視察させていただく瞬間がその唯一のドキドキな時間なんです。何故か?誤解を招くことを承知で物凄く短いキーワードで表現しますと・・・「ワクワクするかしないのか?」そうなんです!ワクワクするかしないのか?と言った【自分裁判の判決】が下る瞬間でもあるのです。すみません・・・大げさで。はい、私個人が「ワクワクするかしないか?」だけの話なのですが、実はこの瞬間の感情を物凄く大切にしています。■最初の感情はプロデューサーではなく、利用者目線でグランピングのプロデューサーは当然ながらプロ意識が求められます。ただ、ロケハンのこの瞬間だけは「プロデューサーではなく素人に徹する」と決めています。利用者として開発予定地のロケーションや環境に素直にワクワクするのか?個人的には、この感情がグランピング場の事業計画にある程度リンクすると確信しています。利用者がワクワクしないロケーションや環境ではビジネスとして成立しないですもんね。当然、ワクワクする開発予定地であっても欠点もあれば課題や懸念事項は発生します。そこからがプロのグランピングプロデューサーとしてのお仕事として、諸問題を解決しながら企画・開発を推進します。でも・・・絶対に「ワクワク」が最低条件として必要で、失礼ながら過去にはワクワクが発生せず丁重にお断りした事もありました。素人の利用者目線で「ワクワク」する。その後はプロのグランピングプロデューサー目線で開発予定地の白いキャンバスに「様々な絵を描いて頭で妄想する」。視点は異なるが感覚が近いプロデュースメンバーと共に仕事が出来る幸せを噛みしめながら、これからも「ドキドキ」「ワクワク」なロケハンを楽しみたいと思います。
menu